ストレスの影響で心と身体はどう変化するのか?

今日はストレスについてお話します。

ストレスには良いストレスと悪いストレスがあるのをご存じでしょうか?

ストレス=悪い

と思っていませんか??

実は、良いストレスもあります。

身体は、ストレスを与えないとどんどん鈍感になっていき、

何も考えられない、何も対応できないようになっていきます。

また、少しのストレスや、自分に意味のある負荷をかけるストレスは体にとってとてもいいとされています。

ストレスと、体の恒常性(ホメオスタシス)の関係性がとても深く、

前回ブログにした自律神経の話と繋がる部分があります。

実は、寒冷・暑熱、外傷と言った物理的因子や出血や心身の苦痛、過激な運動など、体に負荷がかかると、

1.副腎皮質の肥大

2.胸腺などリンパ組織の萎縮

3.胃・十二指腸内壁の出血、潰瘍

それから、

体重減少・体温調節の異常・血液濃度の変化などが現れることをセリエと言う方が発見しています。

これはどういうことかと言うと、

ストレスによって、自律神経が乱れることでホルモンバランスが乱れ、消化管活動も影響を及ぼすと言う事です。

このような体の症状が出るまでには、身体が耐えられなくなるまでの段階を踏んでいます。

まず、ストレスがかかっていると、全身に変化が出始める時期があります。

このストレスがかかる原因になるものがストレッサーと言います。

このストレッサーが自分自身に降りかかったとき。

例えば、

怖い上司がいたとします。

その上司にある時仕事のことで怒鳴られ、怒られました。

すると、まず、自分の体の異変が起きます。

心臓がバクバクしたり、頭が真っ白になったり、血の気がサーっと引くような感じがしたりすることがあると思います。

その後、少し落ち着くと思いますが、また怒られたらどうしようと、上司の反応に警戒したり、ちょっとのことで過敏に感じたりすることがあるのは、

警告反応期と言って、ストレッサーの刺激を受けた時に起こる反応です。

その後、身体は怒られたことに対して耐えられるように頑張っています。

この時には少し落ち着いています。

先ほど挙げた副腎皮質の肥大でホルモンがたくさん分泌されていて、抵抗力をつけています。

この時期が抵抗期。

人はこの抵抗期までは自分で解決できます。

この後、疲弊期に入ってしまうと、自分の力では解決できない状態になってしまいます。

それがうつ等につながります。

今、新型ウィルスの報道の多さ、死者もたくさん出ている中で、

自粛や感染予防など、今までに考えられなかった事態になってきています。

すでにテレビを見ていると

自分がかかった気になってしまう、気持ちが落ち込む、神経が過敏になっている、血圧が上がっているなどの方が増えています。

これはストレッサーが今回の出来事と言うことになります。

なので、実際に今ストレスを抱えている方はとてもたくさん増えていることでしょう。

ストレスが続くことで、ホメオスタシスのバランスが崩れやすくなり、

感染症にかかりやすくなったり、癌にり患しやすくなるといった研究結果も出ています。

どうか、ストレスだと思っている状態から少しでも解放される時間を作ってください。

その時間にアロマテラピーを取り入れいてもらえたら、かなり有効的だと思います。

まずは免疫力アップのアロマで、瞑想にもいい

フランキンセンスを焚いて、コーヒーを飲みながら静かに読書をしてみたり、

しばらくテレビをつけずに、インターネットからも離れ、自分の体と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。

身体を整えることは、免疫力アップにつながります。

免疫力が上がることが、感染症予防にも効果的です。

アズイズ+CAREでは、緊急事態宣言は出ていますが、

ご希望があればアロマトリートメントも行います。

また、ご家庭でできるアロマケアもアドバイスしています。

香りのもたらすrelaxation効果を使って、ぜひ体と心を整えて、

ご自身のホメオスタシス維持につとめてみてはいかがでしょうか?

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