喫煙を続けている人の肺

喫煙を続けていると、肺が汚れることは皆さん分かっていると思います。

実際に、肺を見た事はないのですが、たばこを吸い続けて、将来とても辛い状況になっている患者様を見ることがあります。

咳がなかなか治まらなくなったり、肺の音がするようになり、治らなくなったり。

それを続けていると、将来はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺気腫、肺がんなどの危険があります。

肺の疾患はとても辛いです。

弱った細胞は元に戻すことが難しいです。

肺がきちんと働かないと、プールで溺れている状況がずっと続いている様なくらい苦しいです。

ベッドから起き上がることも苦しく、トイレに行くことでさえも苦しいです。

なかなかそのような状況になることが無いと思うので想像がつかないと思いますが、本当につらいことです。

よく、このような酸素と一緒にいる方を見かけることがあると思いますが、

実際に酸素が無いと生活するにも苦しい状況が続いてしまいます。

たばこを吸っている方の肺は、たばこの煙によって常に炎症が起きてる状態になります。

例えば、毎日素手でキッチンハイターを触っていると手が荒れてくると思います。

実際に目に見える手では気を付けることができると思います。

肺は実際に見えないので、今どうなっているのかはわかりません。

なので、なかなか気を付けよう、たばこをやめよう。と言う気持ちにならないと思います。

ただ、有害な煙を吸っていることに変わりはありません。

また、電子タバコにしたから大丈夫と思っている方もいると思いますが、電子タバコにしてから体調が悪い、肺がん検診で影が見つかったという方もいます。

肺に炎症が起きると、炎症細胞から組織傷つけ、更に炎症を悪化させる酵素や活性酸素が出ます。

そして、そこにまたたばこを吸えば、その繰り返しとなります。

すると肺の炎症がどんどん悪化して、COPDになってしまうのです。

肺の状態がどんなに悪くなっているか、

今、ググってみると沢山肺の写真が出てくるので、勇気のある方は見てみてください。

そして、昨今のこの状況の中で、ぜひ、禁煙をしてほしいと思います。

呼吸器系に働いてくれるアロマもあります。

咳や痰が出ているときにはeucalyptusがおすすめですが、

eucalyptusが肺をきれいにしてくれるわけではありません。

肺をきれいにするのは自分自身だと思ってください。

eucalyptusは、あくまでも呼吸器の不調を緩和させてくれる手伝いをしてくれるので、風邪をひいたときなどには使ってもらいたいアロマです。

禁煙が難しいと思う方も、私も禁煙経験がありますので、ご相談に乗ることも可能です。

一人でも多くの方が健康に過ごすことができるよう、願っています。

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